PROJECT制作プロジェクト
project SOCIA
誰にでも、長編映画主演のチャンスがある!
日本全国・世界中の俳優と共演できる!
ZOOMのようなオンラインミーティングツールの普及は、映画製作にも革命を起こすポテンシャルを秘めています。なぜなら、このツール内で完結する映画作品ならば、特定の撮影場所で一堂に会する必要がないため、日本全国、世界中の俳優がそれぞれの拠点で活動しながら共演することが可能だからです。
この意味において、オンラインミーティングツールは、俳優たちが縦横につながるコラボレーションの機会を創出する、革命的な「社会的装置」です。そこで、このプロジェクトは「社会」を意味するsocietyからSOCIAと名づけられました。
日本はハリウッドなどと比べて「役者の層が薄い」と言われます。しかし、問題は役者の頭数や個々の能力ではなく、「演じる機会の不足」ではないでしょうか。役者を志す人たちの多くにとって、経験できるのは小さな役やエキストラばかりです。だからこそ、「主役級で演じる機会」さえ継続的に提供されれば、爆発的な伸びが期待できる役者やその卵は日本にも多数いるのではないでしょうか。だからこそ、今の日本の映画界には、より多くの作品が必要ではないでしょうか。
この点、ZOOMを使った映画作品は量産がしやすく、しかも動きの少ない台詞劇だからこそ、役者にとっては説得力のある台詞回し、表情、動きなどを体得するまたとない機会と成り得ます。そこで、私たちはZOOMを使った作品に特化したSOCIAというプロジェクトを立ち上げ、わずか1年あまりで既に10本を超える長編作品を撮影しています。
撮影上は、たしかに様々な制約があります。カメラは基本的に動かず、複雑なカット割りはできず、役者が自由に動き回ることも難しいです。しかし、だからこそ、プロットの面白さとキャラクターの豊かさに特化した実験的な娯楽作品を生み出す強力なプラットフォームになり得るのではないでしょうか。まずは、申込フォームから、気軽に参加をお申し込みください。ご参加を、心から、お待ちしています。
長編映画に主役級で出演できます!
約50本の長編映画を製作してきた映画革命HINAMIの作品に、
あなたも出演してみませんか?
- 全国どこからでも、応募・参加が可能です。年齢性別、経験の有無なども一切問いません。
また、参加費や合格後の費用なども一切不要です。 - オーディションはZOOMを使ってオンラインで行います。
- 2022年は12本の長編映画の製作を予定しており、1回の受験でこれら全ての作品についてオーディションをしたことになります。
- 12本中10本を占めるプロジェクト「SOCIA」は、全てZOOMを使って作る作品なので、日本全国どこに居ても出演できます。
- 作品は、コメディ、ドラマ、アクションなどさまざまなジャンルに渡り、登場人物の役柄も多様なので、老若男女全てにチャンスがあります。
ZOOM作品「SOCIA」の制作スケジュール
- 【撮影3か月前】キャスティング・脚本送付
- 【撮影2か月前】全体打ち合わせ(3時間程度)
- 個別稽古
- 撮影本番(1日で完了)
撮影順 | タイトル | 顔合わせ | 撮影日程 |
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1 | SOCIA13 「再現」 | 終了 | 終了 |
2 | SOCIA14 「暗室」 | 終了 | 終了 |
3 | SOCIA15 「遭遇」 | 未定 | 8月13日 |
4 | SOCIA16 「低俗」 | 未定 | 12月29日 |
FILMS制作作品
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SOCIA11
空気
縁のあった者たちが追悼のために集うことになった。だが、ミクの思い出話をしているうちに、つじつまの合わないことが次々と出て来る。一体、野中ミクとは何者なのか?
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SOCIA8
縦横
年齢性別の異なる6人が、あるオンライン会議室に引き寄せられる。全員が初対面であるため、それぞれが自己紹介を兼ねて身の上話をしていく。すると、彼ら6人全員の境遇が『偶然の一致』で片づけるにはあまりにも似すぎていることが次第に明らかになっていく。彼らはなぜ、ここにこうして集ったのか。その先には、どんな未来が待っているのか。
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SOCIA7
抹殺
近未来の日本。ある日を境に探偵を容疑者とする事件が日本中で多発し、次々に逮捕されていった。探偵たちは異口同音に無実を主張するが、有罪判決が続き、探偵という職業への世間の目は日増しに厳しくなっていく。その結果、探偵業界全体が不審がられるに至り、仕事依頼が激減。かくして、このままでは日本中の探偵全員が『飯を食えなく』なる状況に陥った。そこで、この国を代表する名探偵6人がオンラインで一堂に会し、総力を結集して事件解決を図ることになった。すなわち、彼らはこの事件を、探偵業界に対する『挑戦』と『陰謀』であるとみなし、一丸となって立ち向かうことを決意したのである。果たして、彼らはこの戦いに勝利することが出来るのか。
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SOCIA6
回路
上杉タカシは元刑事。医師免許も持つ、異常犯罪捜査のプロ。20年近く前にある連続殺人事件を担当したことがあり、犯人逮捕にあと一歩まで迫ったが、取り逃がしてしまった。3年ほど前に定年退職したが、それでもこの未解決事件にけりをつけようと、長年連れ添った妻が愛想をつかして出て行ってしまってもなお、独自の捜査を続けた。そしてついに、事件の真相にたどり着き、最重要人物として4人の人物を呼び出す。結婚したばかりの最愛の妻・ユカリをかつてサイコキラーに強姦殺人された過去を持つ流川ジロウ、2年ほど前に近所に越してきたばかりの正体不明の中年女性である葛西カヨコ、一日違いで児童養護施設の前に捨てられ、ともに育った長崎ウイカと千葉ジュンである。彼らが一堂に会して言葉を交わすうちに、20年前の事件は未解決であるばかりか、現在にまで続いていることが明らかになっていく。
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SOCIA5
勉強
上野、黒沢、島崎は高校教師。同じ学校で働く同僚。修学旅行の引率で、上野は北海道、黒沢は京都、島崎は韓国に来ている。上野は「人間も動物の一種に過ぎないんだから、考え過ぎても仕方ない」と開き直って日々を享楽的にやり過ごす遊び人。黒沢は別れた妻に未練たらたらの空回り熱血男。島崎は同じ職場の女性教師に思いを寄せているにもかかわらず、子供の頃から勉強とゲームしかしてこなかったので「はじめの一歩」すら踏み出せない世間知らず。彼ら3人のダメ男はそれぞれの思いや理由によって引率地を選んだが、三者三様にまさかの展開が待っていた。
2022年5月 第12回「千年映画祭」にて上映予定
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SOCIA4
極点
倉敷キンタロウは県警のエースと誰もが認める腕利きベテラン刑事。目的達成のためには手段を選ばないが、圧倒的な実績ゆえに上司も含めて誰も何も言えないほどの存在である。文平リキヤは倉敷の部下であり、祖父の代からずっと警察家系の若手熱血刑事。二人はある連続殺人事件の捜査をしており、有力な容疑者に対してはハッキングや盗聴すら行っている。その中には、20代半ばにして投資家として成功し、「趣味」で「菅沼人間研究所」というオンラインコンサル会社を営む天才的頭脳の持ち主である菅沼イズミ、常に微笑を絶やさず、何事も好意的に受け止めてひたすら善意で返す、不自然なほど汚れなき人物である原野スミレ、占い師としてコンタクトした女性を言葉巧みに口説き落として食い物にする「オンラインナンパ師」の健川ススムらが含まれていた。捜査の甲斐あって倉敷は真相にたどり着くが、それは解決不能で絶望的なものだった。
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SOCIA3
微妙
コウジ、トシヒコ、マサヤは、それぞれに事情を抱え、女性に全くモテない「微妙」な3人組。ある日、コウジが3対3の合コンをゲットするが、相手グループのリーダー格であるミサトは想定外の美人で、天然不思議系のカオルといいお嫁さんになりそうなマリを連れてくる。出だしからつまずき続けるこの合コンは、いったいどこに着地するのか。そもそも、着地できるのか。
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SOCIA2
作戦
明智トシロウは、昔気質の一本気な男。会社勤めの傍らコツコツと金をためつつ休日には料理店で修行をさせてもらい、最愛の妻アユミとの夢だった「昔ながらの食堂」を開いて、約10年間続けてきた。ところが、新型コロナウイルスの蔓延によって経営が一気に悪化して店を閉めざるを得なくなったばかりか、何者かによってアユミを殺され、以来3年間に渡って犯人探しを続けている。そして、アユミが姉と慕っていた江田ケイコ、明智とは幼稚園からの幼馴染である戸村タカシ、明智の背中をずっと追いかけ続けている会社の元後輩の川野アキラ、アユミの「ソウルメイト」を自称する乱橋マチコの中に犯人がいるのではないかとにらんだ明智は全員を呼び出す。だが、そこで明らかになった真実は、明智の想像をはるかに超えていた。
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SOCIA1
返礼
最愛の娘を1年前に亡くした村雨純一は、ある理由から6名の人物の所在を探り当て、「あなたが気づいておられないような重大な出来事についてお知らせしたい」と連絡を入れてZOOM会議室に呼び出し、一堂に会させることに成功する。ところが、この6名はいずれも癖のある人物たちで、事態は収拾困難となって思わぬ方向へと展開し、全員の秘密が次々に暴き立てられていく。果たして、村雨は目的を達することができるのか。そもそも、彼は何のために彼ら6名を呼び出したのか。
2022年5月 第12回「千年映画祭」にて上映予定