PROJECT制作プロジェクト
長編映画制作project HINAMI
~老若男女、誰もが主役の群像劇~
2005年のプロジェクト発足時から毎年1本つくられており、最も歴史が長いのが、HINAMI(ヒナミ)ブランドの長編映画です。
演技の経験不問のオープン参加型オーディションで選ばれた方々が主役を担う群像劇を一貫して撮り続けており、主役の人数が20人を超えることすらあるほどです。
MAKING映画づくり
- 映画アイデア公募
- 誰でも応募できます
- アイデア選抜投票
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誰でも投票できます。
1次投票~「恒例!誰でも新年会」にて
2次投票~ウェブ上にて 最終投票~前作のプレミア上映会にて
- 採用アイデア決定
- 撮影準備
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- アイデアの脚本化(誰でも参加できます)
- オーディション(誰でも受験できます)
- ロケ地探し(誰でもロケ地情報提供できます)
- 小道具確保(誰でも小道具提供できます)
- エキストラ募集
- 撮影
- 誰でもインターン申込みできます。
- 編集 ・ 音楽
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誰でもチャレンジできます
・ラフカット検討会(誰でも参加できます)
- 上映 ・ プレミア上映
- 千年映画祭にて上映
FILMS制作作品
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HINAMI19
黒と白
かつて、伝説の親分に率いられたギャング団があった。その名は、『パンダ組』。親分の座右の銘は、『義を見てせざるは勇無きなり』。目の前に困っている人がいると、手を差し伸べずにはいられない、昔気質の親分だった。子供には特に優しかった。だが、親分亡き後、跡継ぎを巡って内輪揉めが起き、2つに分裂。互いに譲らず、かたや『元祖パンダ組』、かたや『本家パンダ組』を名乗り、骨肉の争いを繰り広げ、今に至っている…
2023年7月29日、千年映画祭にてプレミア上映
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HINAMI18
スイッチ
近未来。止まらない人口増加に歯止めをかけるため、全人類はある選択をした。それは、全員が「20歳まで太く短く生きる」と「寿命まで細く長く生きる」のどちらかを10歳で選択するということである。「太く短く生きる」を選択した場合、「遺伝子スイッチ」が入り、自分の先天的能力が最大限に引き出されるという恩恵を受けるが、20歳で確実に死ぬ。一方、「細く長く生きる」を選択した場合、そのような恩恵は受けられないが、寿命が尽きるまで生き続けることができる。すると、驚くべき事態が起きた。若い世代のほぼ全員が、「20歳まで」を選択したのである。かくして人口は急激に減少し、「10歳の選択」というルールは自然消滅したが、既に選択を下した世代が20歳で死に続け、人口減少の勢いは止まらない。更に、外気が毒ガス、放射能、ウイルス、細菌などにまみれて危険であるという言説が飛び交って「常識」となり、人々は近隣のシェルターに避難して、そこで生活するようになった。いつしかインターネットも使えなくなり、外界とのコンタクトは一切できなくなったため、不安と恐怖にかられた人々は、シェルターから一歩も外に出なくなった。最後の避難者がこのシェルターにたどり着いてから既に5年以上が経過しているが、以来現在まで、誰一人として外に出た者はいない。そしてある日、突然、どこからともなく謎の人物が現れる。敵か?味方か?それとも?
2022年5月 第12回「千年映画祭」にて上映
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HINAMI17
スローモーション
悠々と流れる一本の川に、橋が架かっている。この橋は、一方の岸ともう一方の岸をつなぐのみならず、過去と現在、そして未来をもつないでいる。そしてまた、接点などありようもなかったはずの人々の人生をも奇妙に交わらせる。彼らがこの橋の下で出会ったのは、単なる偶然なのか。それとも運命なのか。新しい映画です。
2021年1月 HINAMIプレミア上映会2021にて上映
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HINAMI16
ボトムガン
日本政府は、ニート、フリーター対策の一環として、事実上の徴兵を決定。一定の年齢を過ぎても定職についていないものは強制的に軍事学校行きとなる。その学校の名は、「ボトムガン」。そこでは、アメリカの海兵隊も真っ青の厳しい訓練メニューが用意されていた。ところが、筋金入りのぐーたら人間たちは、それをものともせず、マイペースでだらだら。中途半端に「ゆとり教育」などを刷り込まれているから始末に負えない。そこで政府は決断をくだし、過去の遺物となったはずのスパルタ教育を全面導入することにしたのだが…
2020年1月4日 18:00〜 第十回千年映画祭にて上映
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HINAMI15
忍者も映画に出れますか
熱血監督サカモト率いる映画チームは「NINJA&YAKUZA」という最新作の撮影を目前に控えていた。ところが、思いがけずサカモトが降板。熾烈な後継監督争いの後、ともかく撮影を開始する。一方、子供6名から成る「仁義なき忍者軍団」は、先祖から受け継いだ資産を投資に回して運用することによって遊び暮らしていたが、ある日突然、財産の大半を失ってしまう。そこで彼らは、「忍者映画のスターになればなんとかなる」と考え、その第一歩として「NINJA&YAKUZA」に出演するため、映画関係者を個別に襲撃して忍者の力と技を見せつけるのだが…。
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HINAMI14
スター☆ワルツ
映画のオーディションが行われており、「出たがりエネルギー」を体中から発散させた者たちが集っている。そこに流れ着いたのは、不思議少女ポエム。彼女はエムポック708星人(宇宙人)で、「出たがりエネルギー」に満ちた伝説の勇者を探して、地球まではるばるやってきたのだった。そして、黒い帽子を目深にかぶり、不穏な空気を漂わせた青年タロウもオーディション会場へ。彼の出現により、騒々しいながらもどこかほのぼのとした雰囲気で進んでいたオーディションが、一変する。
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HINAMI13
ニュートンと踊るガチョウ
小学5年生のダイゴは、最近転校してきたばかり。楽しいことはネイチャーニュートン団という科学クラブに入ったことくらいで、家に帰れば教育ママとの二人暮らしに息が詰まっている。そんなある日、ネイチャーニュートン団は「妖怪は存在する」と主張する大人たちに出くわし、妖怪スポットとして紹介されたご神木を訪ねる。そこには玉藻、天邪鬼、ぬらりひょんという三人の妖怪がいた。妖怪は子供たちの想像力をエネルギーとしてこの世に生まれるのだが、近年の子供たちの想像力の枯渇によって、彼ら三人以外の妖怪は地球上から全滅してしまっていた。三人の妖怪たちは、つい最近亡くなった長老から「子供の力を借りてもう一度妖怪の世界を栄えさせよ」との遺言を受け取っており、一方子供たちも初めて見る妖怪に興味津々。こうして、ダイゴたちネイチャーニュートン団と妖怪たちとの奇妙な交流が始まる。
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HINAMI12
珈琲は、オトナの飲み物ですか
グータラな中年男ニシモトが営む喫茶店「西本珈琲」は、男手ひとつで適当にやっている割にそこそこ賑わっている。コーヒーの味は大したことがないのだが、ニシモトの料理の才能と屈託のない人柄に客が集まり、いつしか常連となったのである。ところがある日、最近めきめきと店舗数を伸ばしてきたコーヒーショップチェーン「コーヒー倶楽部」が、「西本珈琲」の目の前の路上で屋台によるコーヒー販売を始める。そうやって客を奪って喫茶店を追い込んでは店ごと乗っ取るのが、「コーヒー倶楽部」の戦略なのである。このままでは、「西本珈琲」は潰れかねない。しかも、そんなときに突然、ニシモトは何も言わずに失踪。あとに残されたのは、ニシモトの娘ヨーコ、息子ジロウ、そして彼らの祖母チエの三人。ヨーコは、しっかり者に見えて実は誰よりもおっちょこちょい。ジロウは、極端に気が弱いいじめられっ子。チエは認知症が始まっており、徘徊しては警察に保護される毎日。果たして、彼らは「西本珈琲」を守り抜くことができるのか?
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HINAMI11
イタダキマス
負け犬サラリーマン・イエダは職場にも家庭にも居場所を見出すことができず、惰性で日々を送っている。彼は会社を突然クビになったのをきっかけに、昔好きだった探偵小説を大量に読み返し、「私立探偵」として開業することを決意。一方、イエダの長男・ゴークンは、気の合う幼なじみと一緒にいつも四人でつるんで遊び、表向きは父親と対照的に愉快な日々を送っているが、実は彼らもまた退屈な日々に飽き飽きしている。そんな彼らは、イエダの蔵書にヒントを得て「怪盗」になり、「怪盗ルパン」に倣って「怪盗ゴハン」と名乗る。ある日、彼らは「未来製造機あすなろ」の存在を知るが、未来は漠然とやって来るものではなく、この装置によって作り出されているらしい。彼らは「未来を盗むのは究極の盗みだ」とこれを盗み出すことにする。
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HINAMI10
お知らせします!
殺人、事故、自殺、不祥事…。世の中に出回るのは、悪いニュースばかり。これが世間の空気を決定的に悪くしていると考えた中学生ユカは、ネット上に自分のホームページをつくり、ニュースを発信しはじめる。彼女の発する「グッドニュース」は話題を呼び、ついには地元のニュースにも登場。ところが、思いもかけないところから、流れが逆転してしまい…。
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HINAMI9
巻き戻し
ある時計店で懐中時計を購入し、ある手順を踏むと、一週間だけ時間を巻き戻せるという噂がある。ある日、4人の人物が、それぞれの理由で「巻き戻し」を試みる。20代半ば過ぎの女性キョウコは、自動車を運転中に通行人をはねて死に至らせてしまい、その運命から逃れるために。同じ年ごろの女性アキは、けんか別れしたまま急死した元恋人と和解するために。大学生ショウタは彼女に振られるきっかけとなった出来事を避けるために。そして、センパイと呼ばれる中年男性は、失った記憶を取り戻すために。「巻き戻し」の結果、彼らがそれぞれに抱えている問題は解決へと向かうのか。その過程で、彼らは何を得て、何を失うのか。
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HINAMI8
ナカハラとコバヤシ
ワカは十代半ばの女の子。彼女の笑顔は、見る者全てを和ませ、ひきつける。ある日を境に商店街に突然出没し始め、瞬く間に人気者になった彼女には、重大な秘密があった。彼女の正体は、人間そっくりな姿かたちをしたロボット。不遇の天才科学者ナカハラが故郷熊本で自分の研究室にこもりきり、20年以上もの歳月をかけてつくりあげた、血と汗の結晶だったのである。ところが、内蔵されたプログラムに改訂が加えられて進化するに従って、彼女には自意識が芽生え、天真爛漫さが失われていく。一方、商店街にある菓子店で働き始めたばかりの二十歳前後の女性ミナミは、努力が空回りしてお客様によろこんでもらえない自分に苦しんでいた。
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HINAMI7
√2
里中蘭(さとなからん)は20代半ばの女性。静かで神秘的な、近寄りがたい空気を身にまとっている。友人が1人もおらず、どんな仕事をしているかすらよく分からない、謎の人物である。彼女には5歳離れた弟・葉(よう)がいる。姉とは対照的な人懐っこい性格で、アルバイト先である新聞配達所の経営者にかわいがられ、近所の子供たちにも慕われている。このところ、葉は悪夢を見続けている。それは、人が殺される夢。しかも、あたかも自分が人殺しであるかのように、一部始終を殺人者の目から見るのである。それにもまた、「理由」があった…。
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HINAMI6
写真館
2008年2月23日、第4作「パンドラの月」プレミア上映会のご来場者全員による投票の結果、1019本の公募アイデアの中から、見事一位を獲得。その場で作品化が決定!
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HINAMI5
ヒノマル戦隊ドースンジャー
20XX年、日本国は存亡の危機に立たされていた。国民のほぼ100%が冬眠状態に入ってしまったのである。ところが、運命のいたずらか、最後の一団が冬眠しようとしたそのとき、宮本武蔵、坂本龍馬、松尾芭蕉、光源氏、卑弥呼の5人の霊が冬眠装置の誤作動によって呼び出される。そして、いにしえより度々日本の歴史を混乱に陥れたとされる物の怪「ネムリ」も彼らの後を追うようにやって来る。果たして彼らはネムリに打ち勝つことができるのか?そして、日本を救うことが出来るのか?
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HINAMI4
パンドラの月
2022年冬、「名経営者」との誉れ高い星野社長が心筋梗塞で急死。彼は自ら出資して「赤ちゃんポスト」を設立したことでも著名な人物だった。通夜が営まれ、専務の今田、運転手のチャムなど、社員の中でも特に社長とゆかりのある者たちが最後まで残る。そこに、リュウという学生服の中学生と、小夜子というホステス風の女性が加わる。それぞれに歩んできたかに見える彼らの人生は、2007年冬の月夜に一度交わっていた。それは、彼ら全員にとっての「死の夜」だった。以来15年、彼らはそれぞれにこの夜のことを引きずり続けていた。そして通夜の夜、星野社長の死に導かれるように、彼らの人生が再び交わる…。
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HINAMI3
ご近所法廷
HINAMI第三作 2×××年、隣人に対する無関心に歯止めをかけようと、政府が一本の法案を通した。名づけて、『隣保組裁判法』。全ての犯罪について、発生現場の近隣住民が裁判を行って判決を下し、それに従って国が刑の執行をするというもの。 そんな中、熊本市内にある瀬ノ口クリニックで、寝たきりの患者1名が死亡。ベッドに備え付けのチューブ類の外れ方が不自然だったことから警察は殺人事件の可能性ありとして捜査し、当直の看護士が容疑者として逮捕された。かくして、年齢性別を考慮して無作為抽出された近隣住民8名に瀬ノ口クリニックの一人娘明日香が加わり、総勢9名で裁判にあたることになるが・・・。 HINAMIの3作品目となる「ご近所法廷(仮)」は、それぞれに悩みを抱えた隣人達が、裁判を通して自分自身の弱さを認め、相手を受け入れることで救い救われていく物語。「人は皆愚かしい、でもちょっとだけ美しい」と素直に感じられるような作品にしたいと思っています。
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HINAMI2
みんなの日記
街角に、大学ノートが無造作に置いてある。 表紙には「みんなの日記」の文字。 裏表紙には、「これはみんなの日記帳です。ご自由にお書き込みください。書き終わったら、人目につく場所に戻しておいてください」。日記は人々の手から手へと渡り歩く。 第1話「紙片」では、母に捨てられた少年・トキオと、自暴自棄な青年・桃太郎が、「まぼろし堂」を探して冒険する。 第2話「箱」では、両親が離婚した一人娘・香住が、壊れかけた家族をつなぎ止めようと一計を案じる。 第3話「扉」では、出口という自意識過剰男が占い師に催眠をかけられ、恋に落ちる。相手は、彼に劣らず自意識過剰な女・久美子。 見過ごせば、「みんなの日記」は普通の大学ノート。手に取れば、人々の「過去」のドラマが記されているばかりか、予期せぬ「未来」を連れてくる。見過ごすか、手に取るか。 ―あけてごらん。
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HINAMI1
HINAMI
「HINAMI」は、同一時刻(8月15日午後5時25分)に亡くなる運命にある8人の物語。ある日突然、彼らのもとに届く一通のメッセージ。「あなたは死ぬ。その前にたったひとつだけメッセージを伝えることができる。時間は5分。あなたならー」。彼らは、誰に、何を、どうやって伝えるのか? それは、伝わるのか?